大学生観光まちづくりコンテスト2024福島復興ステージにてグランプリ観光庁長官賞など3件を受賞

大学生観光まちづくりコンテスト運営協議会(事務局:株式会社JTB等)が主催し、観光庁、文部科学省、経済産業省などが後援する「大学生観光まちづくりコンテスト2024福島復興ステージ」において、政治経済学部・奥山雅之ゼミナールから2チームが本選に出場し、チーム「BBB(Book Big Bear)」(古森万結・田上大晟・渡邊紗季・阿部ひなた・永瀬翔大・大倉颯太)がグランプリ観光庁長官賞とオーディエンス賞を、チーム「なラッシュアップ」(髙橋あゆ美・櫻井愛華・紙谷晟太郎・須合舞・石井翔)が福の絆賞を受賞しました。

同コンテストは大学生チームが観光まちづくりプランを競い合うコンテストで、今年が14回目です。福島復興ステージは、全国の大学から112チームの応募があり、本選は、予選を通過した10チームにより、9月13日、富岡町文化交流センター「学びの森」(福島県双葉郡富岡町)において開催されました。

【大学生観光まちづくりコンテスト2024 福島復興ステージ、グランプリ観光庁長官賞・オーディエンス賞】

発表者チーム「BBB(Book Big Bear)」
古森万結、田上大晟、渡邊紗季、阿部ひなた、永瀬翔大、大倉颯太(3年)
発表演題「おいでよ 絵本とゆめの森」

グランプリ観光庁長官賞・オーディエンス賞『おいでよ 絵本とゆめの森』
政治経済学部・奥山雅之ゼミナール「BBB(Book Big Bear)」

私たちは、「過去を学び、現在を感じながら、未来を創造するプランはないか?」という出発点から、震災によって一度人口がゼロになった過去を持つ大熊町を舞台に、プランを作成しました。それが「おいでよ 絵本とゆめの森〜町を知り、町を描く絵本創作ツアー〜」です。関東圏在住の小学1〜3年生とその家族をターゲットに、絵本創作を通じて町の子どもたちと一緒にワクワクを体験してほしいと考えました。また、町の過去と現在を繋ぐ地域資源である「本」「キウイ」を使い、未来の関係人口創出を目指しました。さらに、このプランを通して大熊町の「絵本の町」としてのプレイスブランディングにも繋げたいと考えています。
プラン考案にあたって、現地でフィールドワークを行い、多くのキーパーソンと対話を重ねました。町の魅力や課題をもとに、メンバー全員で話し合いを重ね、プランの完成に至りました。活動を通じて、多くの町の人の温かさに触れ、私たち自身も継続的に町と繋がり続けたいと強く感じました。ご協力いただいた大熊町の皆様に、心から感謝申し上げます。このプランによって大熊町の魅力が一人でも多くの人に伝わることを願っています。

【大学生観光まちづくりコンテスト2024 福島復興ステージ、福の絆賞】

発表者チーム「なラッシュアップ」
髙橋あゆ美、櫻井愛華、紙谷晟太郎、須合舞、石井翔(3年)
発表演題「ナラクエ~楢葉ファミリークエスト~」

福の絆賞『ナラクエ~楢葉ファミリークエスト~』
政治経済学部・奥山雅之ゼミナール「なラッシュアップ」

私たちは、福島県 楢葉町である家族と出会いました。その出会いから生まれた「楢葉でしか得られない成長体験」をコンセプトにつくったのが、観光客も地域の人も笑顔にできるプラン「ナラクエ~楢葉ファミリークエスト~」です。プランのこだわりは、子どもたちが自由にミッションを選び、ゲーム感覚で楽しめるようにしたことです。家族全員で町を巡り、ミッションをクリアすることで、子どもたちの自主性が育まれ、家族全員が成長を実感できる点を特徴としています。
私たちは、楢葉町の人々と交流することで魅力と課題を深く理解し「成長の地」となる可能性を感じました。この町が多くの家族にとって「成長の地」となるよう願っています。

2024年 福島復興ステージ本選 受賞結果 | 大学生観光まちづくりコンテスト2024 (gaku-machi.jp)

【政治経済学部】奥山雅之ゼミが大学生観光まちづくりコンテスト2024福島復興ステージにてグランプリ観光庁長官賞など3件を受賞 | Meiji NOW

【政治経済学部】「大学生観光まちづくりコンテスト2024 福島復興ステージ」で政治経済学部・奥山雅之ゼミナールがグランプリ観光庁長官賞、オーディエンス賞などを受賞 | 明治大学 (meiji.ac.jp)

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