12月1日、福島県楢葉町で住民と学生との交流イベント「ならは学園祭」を開催しました。
このイベントは、楢葉町の復興と新たなまちづくりに取り組む一般社団法人ならはみらいと連携して実現したものです。イベントの開催場所は、地域と移住者の交流促進を目的として、保育園を改装して2023年に設置された楢葉町地域活動拠点施設(愛称:まざらっせ)です。
第2回目の今回は、震災前から地域に居住している住民の方、震災後に移住してきた方、学生など約60名が参加。明治大学奥山ゼミナールは、地域の子どもたちを対象とした、まちづくりに関する絵本の「読み聞かせ」、大学を知ってもらうためのクイズ大会、楢葉町の特産であるサツマイモを使った料理の提供などを行いました。また、茨城大学伊藤ゼミナールは、参加者がナラティブ(語り)を自ら発信して交流する「ナラティブ交流会」などを開催しました。イベントでは、茨城大学生と明治大学生が相互に協力しながら運営され、大学生間の深い絆も生まれました。
地元の住民の方、移住者の方、茨城大学生、そして明治大学生が参加し、まさに地域活動拠点施設「まざらっせ」の趣旨に合致した活動となりました。住民の方からは「楽しかった。いろいろな住民の方や学生の皆さんと交流できるのがうれしい」「学生にはこれからも継続して活動してほしい」などの声がありました。
今回の活動は、学生たちが地域の課題解決に主体的に取り組む貴重な機会となりました。今後も奥山雅之ゼミナールでは、地域と連携した実践的な学びを通じて、学生たちの成長を支援してまいります。