2025年度の多摩プロジェクト「TAMAction（タマクション）」が、「タマリズムコンテスト」において優秀賞を受賞しました。
本コンテストは、多摩市・稲城市・日野市・八王子市・町田市の南多摩5市で構成される「タマリズム実行委員会」が主催し、郊外都市が抱える課題に対して、観光まちづくりをテーマにした実践的なアイデアを、次世代を担う大学生などから募るものです。12月15日に開催された最終報告会では、応募プロジェクトの中から、最優秀賞1組、優秀賞2組、特別賞1組が選出されました。受賞プロジェクトは、コンテスト終了後も、自治体や観光協会、地元事業者と連携しながら、事業化を目指して取り組みを継続していきます。
奥山雅之ゼミナールが提案し、2025年8月9日に実施した「イマーシブナイトZOO」は、聴覚・視覚・触覚といった感覚を刺激する体験型の「バーチャル動物園」です。本物の動物はいませんが、動物たちの息遣いや気配を身近に感じながら、涼しくなった夜の公園で家族や仲間と過ごす、これまでにない時間を提供しました。
大都市郊外のニュータウン地域では、高規格なインフラや広大な公園が整備されている一方で、そのポテンシャルを十分に活かしきれていないという課題があります。奥山雅之ゼミナールでは、こうした既存の都市資源に新たな意味や体験価値を重ねることで、まちの魅力を再発見し、地域の付加価値を高める取組みを今後も展開していきます。
