高校時代の私は、高校受験の失敗をどうにか取り返そうと、がむしゃらに勉強する日々を過ごしていました。その中で、進路選択にはかなり悩みました。指定校推薦で進学するのか、一般受験で自分の力を試すのか。一般的には挑戦が立派に見えるかもしれません。しかしそのときの私にとっては、これまでの自分を救う「後悔しない選択」が指定校推薦でした。
推薦で明治大学に進学し、ゼミ選びでも再び選択の壁にぶつかりました。人気ゼミである奥山ゼミを前に、一度は見て見ぬふりをしましたが、「後悔しない選択」を考えたとき、挑戦したいと思いました。念願かなって奥山ゼミの一員となり、地域の方々やゼミの仲間と関わる中で、人のあたたかさや地域の魅力に触れました。そして、人とのつながりが思いもよらない価値や学びを生むことを実感しました。
振り返ると、迷いながらも進んだ道の先で数えきれないほど素敵な人たちとの出会いがありました。手堅い道を選んだことも、勇気を出して挑戦したことも、結果としてこの道を選んでよかったと心から思える最高の学生生活でした。
高校生の自分に声をかけるなら、「そのとき自分が信じて選んだ道を大切にしていいよ」と伝えたいです。そして、その道を歩く中で出会う人たちへの感謝の気持ちも大切にしてほしいと思います。
