過去を否定せず、人生に厚みを出す選択を(by あいす)

 高校時代までの私は、寝ても覚めてもクラシックバレエや声楽のことばかり。幼い頃から芸術漬けの日々で、「普通に大学へ進学してOLになる」という世界線は、当時の私にはどこか遠い国の話のように思えていました。進路を選ぶことは、それまで自分が捧げてきた時間を否定することに繋がるような、そんな不安を感じていたんです。

 けれど、「地元を出てもっと広い世界を見たい」という直感に従って今の大学に進み、このゼミに出会いました。選んだ理由は、意識の高い仲間に会えそうという期待と、あとは直感です。

 ゼミで地域産業を学ぶ中で気づいたのは、たとえ舞台から離れても、学んでいることはかつての自分と決して無関係ではないということ。当時の決断は、過去を捨てることではなく、新しい視点を取り入れて自分の人生に「厚み」を出すためのプロセスでした。

 もし当時の自分に声をかけるなら、「その選択は、今までのあなたを否定するものじゃないよ」と伝えたいです。一見、違う道に見えても、すべての経験は必ず今に活き、あなたを形作る大切なピースになっていくはずです。

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