幼い頃から進路に対して理想がなく、夢を持つことができないことが悩みでした。学校から進路希望や将来を問われるたびに、大きな夢を持ち、それぞれの道を突き進んでいる人を羨ましいと思っていました。
進学に関しても、参考にした人がいただけで、自分の意志はあまりなかったと思います。当時の僕は5歳年上の、誰とでも仲良くできて、いつも楽しそうな先輩に憧れていました。自分が中学生の時に先輩は高校生で、高校生になったら大学生で、いつも1つ先にいる先輩が進んでいった道にそって進路を決めていました。進学後のゼミ選びにおいても、もちろん活動内容への興味もありましたが、今思えば憧れに近かったと思います。
ゼミの活動を含めた大学生活では、まちや周囲の人の考えや悩みに触れ、自分に何ができるのかを見つめ直すことができる4年間でした。そんな4年間を通して、憧れで選んできた道でも、その上で感じたことや経験は自分だけのものであって、それが自分らしさや強さとなり、誰かの役に立つことがあると気づきました。
だから高校時代の自分には、大きな夢がなくても、憧れが直感的で小さなものだとしても、きっと自分らしさに繋がるから、素直に自分の気持ちを大切にしてほしいと伝えたいと思います。
